新海誠原作、加納新太著の作品。あらすじは「東京に暮らす男子高校生・瀧は、夢を見ることをきっかけに田舎町の女子高生・三葉と入れ替わるようになる。
慣れない女子の身体、未知の田舎暮らしに戸惑いつつ、徐々に馴染んでいく瀧。
身体の持ち主である三葉のことをもっと知りたいと瀧が思い始めたころ、普段と違う三葉を疑問に思った周りの人たちも彼女のことを考え出して――。
新海誠監督長編アニメーション『君の名は。』の世界を掘り下げる、スニーカー文庫だけの特別編。」
評価/★★★★★
言わずもがな、「君の名は。」の外伝だ。私の紹介文で「流行りの干渉を受けない」と言ったが、この作品は流行る前に観に行っていたのでセーフだ。(別にどうでもいいが)
スニーカー文庫、という事なのでラノベに分類されるのだろうか。文体がラノベそのものなので、かなり読みやすく、まるで漫画を読んでいるようだった。君の名は。に出てきたテッシー事勅使河原や滝目線の三葉、四葉、そしてお母さんの話が出て来る。お母さんはお父さんと関連付けされており、二人の馴れ初めや三葉の説得に何故応じたのかなども原作では描かれなかったが、この作品にて補足されている。だから原作必見という事である。
個人的にはさやちん事名取視点も入れてほしかった。しかしそれでも文句は無い。
2~3月くらいに漫画版が発売されるそうなので、買ってみようと思う。
最初のエピドードの滝視点の話で大爆笑した事を覚えている。オススメだ。
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